クラウン(被せ物)

こんにちは😊
いつもさくらデンタルクリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます🌸🌸🌸
以前のコラムで根管治療についてお話しましたが、根管治療をした歯にクラウン(被せ物)という人工の歯を被せるのはご存知でしょうか?
初めて根管治療を受けられる方は、根管治療後の次のステップとしてクラウンをするということについて、あまりイメージが湧かないかと思います。
そこで、今回は根管治療後のクラウンについてお話していきたいと思います。

根管治療とクラウン(被せ物)

歯の構造の中には歯髄と呼ばれる神経や血管があります。歯髄は根の先端から歯の中に入り、歯に栄養を与えたり、酸素を運んだり、免疫などの防衛反応を伝達するなど歯の発育に重要な役割を果たしています。しかし、歯の神経(歯髄)が炎症や感染を起こした時、痛んだ歯の神経を除去して消毒を行う治療を根管治療と言います。
根管治療により歯髄を除去してしまったことで、歯には栄養が行き届かなくなり、歯がもろくなります。そのため、根管治療後にはクラウン(被せ物)という人工の歯を被せ、その歯を保護します。

クラウン(被せ物)治療

クラウン(Crown)は英語で冠という意味ですが、その言葉の通り、歯に冠を被せるような人工の歯で、別名、差し歯や被せ物という呼び名もあります。
下図はクラウン治療のステップでございます。

クラウン(被せ物)の必要性

クラウン作製の際、クラウンを被せるための土台が必要になります。その土台は、自分の歯を削って形を整えるのですが、自分の歯の範囲がたくさんあったとしても、これ以上自分の歯を削るということに対して抵抗感がある方も多いではないでしょうか。また、根管治療を行った歯に対して、すべてクラウンをしなければいけないのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
ある論文に根管治療をした歯のその後についての報告があります。根管治療後にクラウンをしてない歯は、クラウンをしている歯に比べて、6倍歯を失っていたという報告をしています。つまり、クラウンをした歯の方が歯の生存率が高いということです。

クラウン治療のご相談

根管治療後、当院にてクラウン治療・ご相談希望される場合は、お気軽にお申し出くださいませ。

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